化粧品製造になるには
別名: 化粧品製造設備オペレーター, 口紅製造工, クリーム製造工(化粧品製造), 香水製造工, シャンプー製造工, 乳液製造工
化粧水、ファンデーション、口紅など各種の化粧品を製造する。
仕事内容
製造部門では、水、パラフィン、各種薬品、色素、香料などの原料を決められた処方に従って配合し、加熱・溶解させ、混ぜ合わせて化粧品を作り、貯蔵する。そして、化粧品を検査用サンプルとして少量取り出し、目視や機器で測定して検査する。
充填(じゅうてん)・仕上げ部門では、ベルトコンベアーによって運ばれた容器に、タンクやパイプを通じて送られた化粧品が正確に充填されるように監視し、不良品があれば抜き取る。メイク品などは成形機で成形し、色調、硬度などを検査する。その後、ふたを締め、ラベルを貼り、ケースに入れ、使用説明書などを同封する。機械にトラブルが起きたときは、原因を速やかに究明し、機械を調整する。
製造から充填・仕上げ工程までを一貫した完全自動生産ラインで行っているメーカーもあるが、自動と手動を組み合わせた半自動生産ラインで製造している場合もある。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
パソコン、化粧品用生産機・包装機
主な業務
- 規定量となるよう原料を計量する。
- 計量された原料を機械に投入し、加熱して攪拌する機械を操作する。
- 攪拌しているものの状態や固さを観察し、規格に合っているかどうか確認する。
- 液体製品のろ過を行って不純物を除去する。
- 自動的に製品を計量して容器に充填する機械の運転・監視をする。
- 製品にラベルを貼り、説明書と一緒に箱詰めする。
- 機械や装置の洗浄・殺菌作業をする。
- 製品の品質検査をする。
- 製品の品質管理を行う。
- 製品の検査・検品や出荷を管理する。
- 書類情報等から、化粧品の品質を評価する。
- 原材料の採取にかかわる業務を行う。
- 安全確保のため、同僚と声を掛け合う。
- 製造の異変に気付いたとき、機械を一時停止するよう担当者に連絡する。
なるには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高卒者は工業系が多く、短大や専門学校等の卒業者もみられる。
入職直後の訓練として、半自動生産ラインで製造している場合は、「作業標準書」や「作業手順書」などに従って、各工程の単位作業を修得する。
製品の細かい異常を見逃さない視力や嗅覚を持っていることが求められる。
この仕事で働く人は、大卒または高卒の人が多いと答えています。 job tag がそれぞれの職業で働く人に行った調査(複数回答)によるものです。働く人の実感を示すもので、それぞれの学歴の人の割合ではありません。
給与 · 求人の状況 · AIとこの職業
- 平均年収:¥5,499,700 民間企業だけ(常用労働者10人以上の事業所)の数値です。公立学校の教員や警察官などの公務員は含まれません。
- 月の所定内給与(残業代と賞与を除く):中央値は¥297,800で、中間の半数の人は月¥237,400〜¥383,100です。
- 賃金構造基本統計調査の職種「化学製品製造従事者」の数値です
- ハローワークの有効求人倍率は1.70倍です(2025年)。 将来の予測ではなく、いまの求人の状況を示す数値です。ハローワークに登録された求人と求職者だけを数えたもので、大卒や専門職の採用の多くはハローワークを通りません。
- 国際労働機関(ILO)の世界推計によると、生成AIがこの仕事でできることは比較的少ないとされています。
労働条件の特徴
勤務先は、化粧品メーカーの工場である。職場は全国に広がっている。
就業者の年齢は幅広く、パートタイマーやアルバイトも多い。
賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。交替制の場合もある。繁忙期には残業が増える場合もある。
近年海外での需要も多く、インバウンド消費も増加し、各メーカーが新規工場を建設する動きもある。
関連する職業
よくある質問
化粧品製造になるにはどうすればいいですか?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高卒者は工業系が多く、短大や専門学校等の卒業者もみられる。
日本での化粧品製造の収入はどのくらいですか?
民間企業での平均年収は、賞与を含めて¥5,499,700です(厚生労働省)。 この数値は、いくつかの職業を含む賃金構造基本統計調査の職種「化学製品製造従事者」のものです。
化粧品製造になるには学位が必要ですか?
通常は必要ありません。この職業が属する国勢調査の職業分類で大卒以上の人は22%にとどまります。
AIによって化粧品製造の仕事は変わりますか?
国際労働機関(ILO)の世界推計によると、生成AIがこの仕事でできることは比較的少ないとされています。
出典
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」、政府標準利用規約(第2.0版)、2026年10月4日取得
- 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」令和7年、政府標準利用規約(第2.0版)、2026年10月4日取得
- 総務省統計局「令和2年国勢調査」抽出詳細集計、政府標準利用規約(第2.0版)、2026年10月4日取得
- 独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)職業情報データベース ダウンロードデータ(解説系 ver.7.01、簡易版数値系 ver.7.00)、職業情報提供サイト(job tag)、2026年10月4日取得
- International Labour Organization, Generative AI and Jobs: A Refined Global Index of Occupational Exposure (ILO Working Paper 140, Gmyrek et al.)(ILO Working Paper 140, May 2025, Annex Table A1)、CC BY 4.0、2026年10月4日取得
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ(IPD_DL_description_7_01.xlsx)ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月4日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ(IPD_DL_numeric_7_00.xlsx)ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月4日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」を加工して作成
出典:総務省統計局「令和2年国勢調査」を加工して作成
出典:文部科学省「令和7年度学校基本調査」を加工して作成
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」を加工して作成
出典:総務省「日本標準職業分類(平成21年12月告示)」
2026年10月4日更新
